先日、初めて企業研修を行うクライアント先の同席者より「断言するなんて、凄いですね。」という心の声が漏れたかのようなご発言がありました。
もし説得力が上がると、自動的にお客様の納得感が増して契約率が上がります。
営業の皆様なら、契約率を上げたいと誰しも思っているはずです。
特にクロージングの段階では、既にお客様は価値を感じているので見込み客の状態です。
見込み客を逃すのはとても残念なことです。
しかし、そんな場面でお客様の出方を待っているケースが散見されます。
お客様が決断するのに必要なものは、決断するに足る納得感と安心感です。
お客様に納得感と安心感を感じて為に、私たちが準備しておきたいのが「必殺のフレーズ」と、「断言する」です。
ご参考として、前職時代に私が使っていたフレーズをご紹介いたします。
《ビデオカメラの場合》
「思い出は、思い出せるものに限られますね。ビデオに残せば思い出せないことも思い出せますね。」
「過ぎ去った時間はお金で買えませんが、ビデオカメラは買えますね。」
「幼少の頃の細かい表情や声のトーンまで、その時のシーンがテレビ画面を通してそのまま当時の映像が蘇るのがビデオのいいところです。」
「さあ、いかがでしょう。お子様が成人式をお迎えになられたら、ごちそうに腕を振るってお祝いしたいですね。食後には、ビデオの鑑賞会をされてはいかがでしょうか。」
「撮る喜び、観る喜び、お子様に映像をプレゼントする喜びがあります。」
「今日の表情は明日のものとはすでに違います。」
以上、ビデオカメラ例をご紹介しましたが、それ以外のフレーズもあります。
この記事の冒頭のシーンでクライアント先の方が漏らした声は、私が「大丈夫です!百戦錬磨なので。」と発言した直後のコメントです。
断言することで相手に安心感を与えることが出来ます。
「必殺のフレーズ」と「断言する」を実践できるように、トークを磨いてみて下さい。
契約率が向上致します。
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